成長ホルモン
成長ホルモンとは
人の体内から分泌される成長ホルモンは、正確にはヒト成長ホルモンと言います。
成長ホルモン(Growth Hormone;GH)は脳の下垂体から分泌されるホルモンのひとつ。文字通り、成長を促すことをおもな役割としています。
成長ホルモンは筋肉でたんぱく合成を促進したり、心臓などさまざまな臓器や器官の発育にも関わっている。つまり、成長ホルモンは私たちの体作りにとても重要な役割を持っています。
主に、視床下部の脳下垂体を中心として分泌されますが、他のホルモンも含めると、甲状腺、副腎、生殖器、膵臓、消火器、胃腸、心臓血管、脂肪や神経系など、体の様々な部位で作り出されます。
成長ホルモンの働き
成長ホルモンの主な働きは、器官に分泌されることでその組織の成長を促す事と、代謝をコントロールする事です。
これらは、成長ホルモンの信号を受信することのできる受容体の存在が必要で、この組織に働きかけを行う事で、成長や代謝が促進されます。
例えば、骨の骨端線(こったんせん)に働きかける事で、骨を成長させる事ができます。
また、組織の成長だけではなく、代謝を促進する働きもあり、脂肪細胞が燃焼しやすくする働きや細胞の結合を強くする働きなどがあるほかに、病気への抵抗力を引き上げたり、筋肉をはじめとする細胞の修復を促進したりなど、私達の体がより健康的になる上でとても重要な役割があります。
成長ホルモンは、体の細胞を活性化させる事や、体の恒常性を維持する上でも重要な存在なのです。
筋肉量増加
成長ホルモンは筋力アップにも有効に働きかけます。
激しいトレーニングを行ってから15分後くらいをめやすに、脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、遺伝子に働きかけてタンパク質を合成します。
トレーニング終了後から約2時間に、筋肉の再合成が行われて、筋肉が強化されるという仕組みです。
この時、一つ注意しておかなければならない点があるのですが、どのようなトレーニングでも成長ホルモンが分泌されうというものではなく、重い加重のウェイトトレーニングや短距離走など、瞬発力の必要なトレーニングを行わなければ、成長ホルモンは分泌されてくれません。
それを可能にするのが加圧トレーニングです。
加圧トレーニングでは高重量を持ち上げる必要もなく、しかも短時間で効果を発揮します。
成長ホルモンの分泌が必要なウェイトトレーニングは、継続する事で同時に筋肉が大きく太くなるので、運動により健全に成長ホルモンを分泌を目指しても、筋力の増大に繋がります。


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